2025年7月29~8月1日にインテックス大阪で開催された下水道管2025の以下の企業ブースにて当研究室で研究開発する下水道管内点検ロボットの動作デモを行いました.
協栄産業株式会社ブースでは,内径φ75mmの空気弁からしか投入できないような流域下水道圧送管(内径φ200~300mm)用の点検ロボット「AIRo-8」の動作デモを実施し,その他にも公共下水道圧送管(内径φ75mm)用の点検ロボット「Xbot-2」の展示を行いました.
株式会社栗本鐵工所ブースでは,上記と同じ流域下水道圧送管内点検ロボット「AIRo-8」を展示したほか,内径φ100mm用の管内検査ロボット「AIRo-5.2」の動作デモを実施しました.
AIRo-8については今回が初のお披露目となりました.どちらのブースでも予想を超える非常に多くの来場者の方々にお越しいただき連日大忙しで大盛況でした.暑い中,現地に足を運んでくださった皆様に心より感謝申し上げます.

下水道展2025 協栄産業株式会社
1.下水道圧送管点検ロボット(研究成果紹介)・立命館大学が研究開発している圧送管点検用の自走式カメラロボットです。・弊社は立命館大学と実用化検証などの共同研究を行っております。・現在までに、滋賀県 草津市、大津市の内径75mm圧送管で実証実験を行っております。・Φ200模擬圧送管を使ったデモンストレーションを予定しております。2.管渠点検ロボットEASYもぐりんこ・カメラ車不要の可搬性に優れた管渠内自走式カメラロボットです。・超信地旋回により管渠の曲がり箇所を走破できます。・内径200mm程度の管渠の検査に最適です。・Φ200模擬管渠を使ったデモンストレーションを予定しております。3.小型水中カメラロボット・自由度の高い機動性と安定性を有する小型水中カメラロボットです。4.新非破壊鉄筋計測システム(研究成果紹介)・大阪大学産業科学研究所が研究開発している鉄筋計測システムです。・弊社は大阪大学産業科学研究所と実用化に向けた共同研究を行っております。

下水道展2025 株式会社栗本鐵工所
1.見えないところで日本を支えるパイプライン・耐震性/長期耐久性に優れ、管路強靭化に貢献するGX形ダクタイル鉄管・硫酸腐食に優れたビニルエステル複合ライニング鉄管・堤防乗越管として採用される、PN形・NS形ダクタイル鉄管・管路施工時における重機の小型化に貢献する開削用FRPM管2.既設管路の長寿命化・管体調査による課題の早期発見・カメラロボットによる小口径管体調査・マイクロ波を用いた、既設樹脂管の空洞調査及び管厚計測・自走式管内カメラを用いた、既設管路の健全度調査・FRPM管、ポリエチレン製ライナー材及び光硬化ライナーを用いた、既設管路更生工法のご提案3.2050年カーボンニュートラルに向けた取り組み・石油由来から天然由来燃料、リサイクル燃料への転換・キュポラを活用しつつ環境負荷軽減へ貢献する取り組み